A&Vフェスタ2009にて、HQCDを紹介!

2009年03月02日

2009年2月21日(土)より23日(月)の3日間にわたって、パシフィコ横浜カンファレンスセンターにおいて行われた「A&Vフェスタ2009」。1952年以降、約半世紀にわたりコンシューマ向けのオーディオ・AVイベントの先頭に立って、広くオーディオ・AVの普及・啓発活動を推し進めていることを目的に、毎年開催されている。
当日は、国内外の有数メーカーによる、試聴や製品展示・新製品の紹介などが行われ、家族連れや多くのオーディオファンが足を運んでいた。
その中で、22日(日)14時より、オーディオ雑誌「オーディオ・ベーシック」(共同通信社)によるセミナー「話題の新素材CDを聴き比べる」が開催され、多くの観客が詰め掛けた。席は早い時間からほぼ満席になり、多くのオーディオファンの高音質CDに対する関心の高さを物語っていた。
オーディオ評論家 林正儀氏による解説とともに、SHM-CD、Blu-spec CDと並んでHQCDも紹介された。この三種類の高音質CDに共通する「新たなハードの購入の必要がなく通常のプレイヤーで高音質が実感できる」点、そして各々の製造方法での特徴など、林氏が実際に行った見学や考察に基づいた判り易い丁寧な解説がなされた。すべて通常盤とのそれぞれの聴き比べを2曲ずつ体感してもらうイベントとなった。

今回HQCDとして紹介されたタイトルは、各所で評判の高い、EMIのサイモン・ラトル指揮『ベルリオーズ:幻想交響曲』。通常盤からHQCDに変えた際の、「同じ音量なのに、音が大きくなったような錯覚感。ただ、これは音量ではなく表現力」との林氏の印象などを交えての試聴に、観客も聴き入っていた。また、もうひとつのタイトルは、今回急遽、特別の計らいで、発売前の初試聴となったポニーキャニオンのタイトル『HYPS』(5月8日発売)もHQCDのサンプルとして紹介された。こちらは、プロジェクトとして、アナログ盤・SACD盤そしてHQCD盤をセットにするという特別な企画であるとの情報も紹介された。 最後に、クリスタルディスクの試聴も披露された。オーディオ・ベーシック(共同通信社)の音源で、同誌Vol.48に付録として同梱されていた通常CD盤「まどろみの宮廷ガムラン」を、今回特別にクリスタルディスク盤にしたものを試聴。他のタイトルと違った、自然の音やシンプルなガムラン独特の細やかな雰囲気まで表現された様子に、観客もうなずきながら熱心に聴いていた。